今回は、『ゲームのソフトやアプリ・Webサイトなどのバグ探しのアルバイト』について詳しく解説していきます!
最新の募集情報から、気になる実際のお仕事内容や時給・在宅でできるかどうかなど早速チェックしていきましょう。
バグ探しバイトとは?
バグ(英語 Bug)は、「虫(悪さをする虫)」という意味合いから、プログラムの不具合を指します。作っている人が意図した動きと違う動きをすることをバグと呼びます。
この“バグ”を探して報告するお仕事になります。
簡単に言うと、エラー(不具合)がないかチェック(検査・動作確認)するお仕事ですね。内容によっては“粗探し”とも言えるかもしれませんね。
その他に、このようにも呼ばれているバイトです。
- バグチェック
- ゲームテスター
- ゲームモニター など
紙媒体でも誤字脱字をチェクする校正がありますよね。
このバイトは、「チェックして、バグが見つかったら報告する」ことが主業務です。
バグを修正するプログラマーのお仕事ではありませんので、プログラミングが出来なくてももちろん大丈夫です。
(「デバッグ」「デバッガー」は、バグを見つけて修正するまで作業になりますのでプログラミングスキルが必要です)
ゲーム以外にも案件が豊富
ゲームソフトやゲームアプリ以外にも、通常のWebサイトやECサイト(ネット通販サイト)・お絵かきや写真加工ツール・アプリなどなどたくさんあります。
また、最近ではVR(バーチャルリアリティ)対応のゲームやアプリも増えてきていて、VRゴーグルを付けてテストすることもあります。Appleウォッチのような腕時計型ウェアラブルデバイスでのテストも。
このバイトは、将来ゲーム業界で働きたいと思っている学生さんや、趣味・特技を活かしたバイトをしたい主婦の方、副業として稼ぎたい社会人の方もできるお仕事内容になっています。
バグ探しバイトの仕事は大きく分けて2つ
バグ探しバイトは、難易度を指標にするとザックリですが2つの募集パターンにわけられます。
もともとは開発メーカー企業や制作会社が自社で行っていた業務ですが、電子機器やゲーム・ソフトウェアなどが普及するにつれて、専門に請け負う会社が現れました。
開発元の企業が直接求人募集していることもありますが、多くの場合は専門の請負会社での派遣またはアルバイトの雇用形態になっています。
募集パターン1「使い勝手をレビューする」
プチ稼ぎで言うところの「モニターサイトのお仕事内容」に似ています。
実際に使ってみて、使い心地や個人的なレビュー・感想などをレポートするお仕事ですね。
このパターンは、在宅バイトとしてお家でできるバイトの募集がかなり多いです。
在宅バイトOKの場合は、リリース前のものではなく、主にすでにリリースされていて改善するためのチェックや、モニター業務になります。情報漏洩、セキュリティの観点から仕方がないですね。
(Webサイトなどの場合は専用のパスワードを渡されて公開前のものをチェックすることはあります。)
バグを見つけたら報告することに変わりはありませんが、基本的に一般ユーザーと同じ立場で普通に使います。
- わかりづらい(次の操作方法が解らない、迷ってしまう等)
- 見えにくい(文字や画像が小さい、見切れている等)
- 誤字脱字がある
- 押しづらい(ボタンやリンク等)
- 読み込み時間が長い
- フリーズしてしまった
また、個人的な感想も求められます。例えばゲーム系ならばシンプルに、「楽しめたかどうか」という感想ですね。
よくアプリストアのレビューで、「つまらない」「バグあるし」などの一行コメントを見かけることがありますが、これをより具体的に伝える感じです。
- なぜ楽しいと思ったのか、どこで楽しいと思ったのか?
- なぜ楽しくないと思ったのか、特にどこで楽しくないと感じたのか?
このお仕事の業務では気遣いは一切不要ですよ!
なんか上手くいかないけど、わたしがあまりPCやスマホに慣れてないからかなぁ。
きっと単純ミスだし指摘するほどじゃないかな。
私はイラストがもっと可愛ければいいと思うけど、可愛いと思う人もいるだろうから報告しなくていいかなぁ。
このような気遣いは一切不要です。空気読んじゃだめです。
リアルな生の声を届けることに価値があります。
バグ探しとモニターを一緒にやっている感じのお仕事になりますね。製品改善やマーケティング支援に近いですね。
募集パターン2:「決められたテスト項目通りにテストする」
数十から数百個あるテスト項目の指示に従って操作を行い、バグを探して報告します。
先程の募集パターンよりも難易度が高めというイメージで、セキュリティの観点からも基本的には出勤を伴う雇用形態です。
「Aという画面の、Bというボタンを押したら、Cという画面が表示されますか?」
この通りに操作を行います。Cという画面が表示されれば正常で問題なしですが、違う画面が表示されていれば、それはバグということになります。
「ゲームバグ探しチェックのテスト項目」の例ですと、
「ステージ1をクリアしたら、コインが10個もらえるかどうか検証する。」
実際にゲームのステージ1をクリアして、コインが10個貰えるかをチェックします。
その他の業務として、
- 全クリアまでプレイする
- 音楽や効果音の音量、タイミング
- 2D、3Dの画像・グラフィック
- 読み込み時間
- 機種ごとのチェック(iPhoneとAndroidなど)
- バッテリーの消費具合
などもあります。
当たり前ですが、自由にゲームで遊ぶわけではないので、単純作業とも言える繰り返しの操作には根気がいるでしょう。
「宝探しゲームみたいで楽しい!」と思えたり、考えられる人は向いているお仕事です。
発売前の製品やゲーム作品に触れられる喜びや、改善に貢献しているという、やりがいを感じられる人にはピッタリですね。
依頼主がまったく想定していなかったバグを見つけたりするとかなりの高評価です。単純にものすごく喜ばれます。
ひとつのバグが見つかるとそれに関連して複数のバグがあることが多いのです。1つ見つけたことによって、何十何百ものバグを潰せることにつながります。
気になるバグ探しバイトの時給・お給料
1,000円〜1,800円くらいの募集が多いですね。
多くのバイト業種と同程度または高めの相場だという印象です。
1回いくら、という報酬形態も多いです。この場合は、1回参加して5,000円という感じ。
在宅の場合はこの募集形態が多いですね。単発ではありますが、きちんとお仕事をすればどんどん新しいお仕事の依頼がきますよ。
バグ探しバイトの気をつける点や必要なスキル
納期の厳守
お仕事ですから必ず納期があります。期限日までにバグ探しを行いレポートを提出します。
依頼主の多くは対象となるアプリやソフト、Webサイトなどのリリース前に行います。(改善の場合は、不定期に行われる)
守秘義務
当たり前の話ですが、お仕事内容は他言無用です。
お仕事にはリリース前のまだ世の中に出ていないものも多いです。情報の取扱や決められたルールは厳守!
必要なスキル
依頼内容にもよりますが、PCまたはスマホやタブレット端末の基本操作や基本的なIT用語は求められます。
スマホアプリなどの手軽に行える依頼は、「バグ箇所の画面のスクリーンショットを撮って、コメントを添えて送信する」感じです。
また、決められたテスト項目がある場合は、PC入力、エクセルやワードなどのOffice系のソフトの基本操作は必要となるでしょう。企業側が用意しているソフトや専用Webサイトを使う場合もあります。
必要な機器
出勤バイトの場合はすべて会社にある機器を使うので特にありません。
在宅バイトの場合は、ネット環境・スマホ・PCは必要になります。
アプリチェックがメインの場合ですとスマホだけでも対応している企業があります。スマホはAppleのiPhoneか、Androidスマホのいずれかで大丈夫です。
服装
出勤が必要な雇用形態の場合の服装は自由なところが多いです。
最新のバグ探しバイト募集情報!
現在、“バグ探しのバイト募集”で一番使えるアプリは、実は「バイトル」なんです!
有名すぎるので「えっ?」と思われる方もいると思いますが、やはり最大手ですね。しかも、専用アプリなのでスマホからすぐ探せてサクッと応募できるのがいいですよ。
下記の検索ワードを入力すると最近はかなり募集が出てきます。
- バグ探し
- ゲームチェック
- アプリチェック
- ゲームテスト
- ゲームテスター
- アプリモニター
- モニター
在宅OKの場合はエリア設定は不要なので、関東(東京)や関西(大阪)などに設定すると見つけやすいですよ。
もちろん時期によっては少ない時などあるとは思いますが、このお仕事やバイトに興味がある方は要チェックですね。
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