今回ご紹介するのは、「変わり種の資格検定・珍資格」情報です!
声優さん、声のお仕事、プチ稼ぎに興味がある方は必見ですよ!
「声優」の人気は、もうブームではなく日本のクールな文化、職業のひとつとなっていますよね。
最近では、洋画の吹き替えなど芸能人やタレントさんが声優を行う事が多いですが、やっぱりプロの声優さんですよね!
声優アイドルの人気もすごいですが、顔の見えないプロの裏方さん声優さんのスキルには脱帽です。
日本語と外国語とは同じ意味のことばでも文字数が違うので、セリフとぴったり合わせるのは本当に大変な職業ですよね。
最近は、海外ドラマブームやゲームアプリ、企業の動画ナレーションなど、声優さんの活躍の場は広がっています。それだけ需要があるってことですね。
プチ稼ぎとしても、「声のお仕事」は人気です!
最近ではクラウドソーシングで自宅に居ながら出来るお仕事が増えていますよね。
お仕事の案件には、「声のお仕事」もけっこうあるんですよ!多くは、企業のCM(動画等)のナレーションや、ゲームアプリのキャラボイスなどです。自分の履歴書やプロフィールにあるとあなたの強い味方になりそうです。
今回ご紹介する「声優能力検定®」(声検®)は、声優を職業として目指したい人への最初のステップにはもってこいです。
何をどのように勉強して身に付ければ良いのか。果たして自分の実力は?と考えている人にお勧めの検定試験です。求められるのはアイドル性ばかりではありません、様々な役柄を声で演じ分ける楽しさに本気で取り組んで見てはいかがですか?
本検定を、日本テレビの番組『新型学問はまる!ツボ学』でロンドンブーツ田村淳さんやSDN48の芹那さん他のゲスト出演者と共に声検2級を受けて、田村淳さんが見事合格していましたね。
何かと話題の検定です、早速詳しくチェックしていきましょう!
声優、声のお仕事を目指すあなたへ「まずは自分の実力を知ろう」
声優は多くの人々の注目を集める職業ですが、技能や能力の評価を受ける機会や基準もありません。何を勉強すれば良いかも分からなくて、憧れだけが先行している人達も多いかと思います。
『日本声優能力検定協会』の検定試験は「声優」になるために必要な「話すこと」「読むこと」「演じること」の基本的な技能を5段階で評価しているようです。
そして声優になりたいという目標に向かって、努力を重ねていける意欲の高揚を目的に実施しているそうです。今から始めても決して遅すぎることはないですよ。
声優の仕事の一例
- アニメのアフレコ
アニメ・キャラクターの声を吹き込む声優の代名詞と言える。
事前に選抜された中からオーディションで選ばれます。
声のイメージと演技力が決め手となります。 - 洋画のアテレコ
洋画や海外ドラマの役者に声をあてる。
基本的にオーディションは行わず、制作会社や監督と相談して決定されます。
高い実力が要求されます。 - TV番組のナレーション
番組の映像に解説をつける。
正確に、分かりやすく物事を伝える事が重視されるので、特殊な技術が必要となります。 - CMの声・ナレーション
テレビやラジオのCMで流す声。
声優はスポンサーの意向で決まる事が多いそうです。
短時間でインパクトがあり、視聴者の購買意欲をかきたてる高度な表現力が必要です。 - ゲームの声
ゲームのキャラクターに声を吹き込む。
パソコンやTVゲームの普及で、声優業の中でも今、急速に成長しています。 - ラジオのパーソナリティー
人気声優がパーソナリティーを務めたり、声優本人のキャラクターや魅力が直接リスナーに伝わります。
主催・運営するところは?
「日本声優能力検定協会」となります。
「日本声優能力検定協会」は2008年に特定非営利活動法人として、東京都知事認証を受けて設立発足しました。 スマートフォン・携帯電話で受験する日本で唯一の検定試験だそうで、耳新しい「音声試験システム」は特許出願中ということです。
声優やナレーターの志望者を対象とした検定試験の主催・運営を主要事業としています。
また検定試験事業に付随する各種講習会も不定期で実施しています。講師として声優の土門 仁氏が担当されていますが、声優としてのスキル向上を目的とした講座が中心だそうです。他に、ビジネスマンや就職活動中の大学生を対象とした講座も実施されています。
また、上記の講座をカリキュラムに導入している高等専修学校の声優育成コースへは講師の派遣も行っているそうです。
本年迄に累計16000人の方が受験されたそうで、初心者は4・5級から、1・2級は養成所で訓練を受けたひとやプロ級の人が受験しているそうです。
中学・高校の放送部や演劇部では団体で受験、ビジネスマンは営業研修で受験されているとか。接客する機会が多い人などには良いかも知れませんね。
検定試験の内容と流れ
1級〜5級の5段階ごとによって試験内容が変わります。
- 5級・4級:
1,滑舌 2,声の使い分け 3,朗読 - 3級:
1,滑舌 2,声の使い分け 3,ナレーション 4,朗読 - 2級・1級:
1,滑舌 2,朗読(小説) 3,朗読(詩) 4,ナレーション 5,ドラマ
受験料の支払い確認後、郵送で問題用紙が送付されます。
十分に練習をした後、電話自動受験システムに電話をして、ガイダンスに沿って試験を実施します。
問題用紙が到着後、受験までの期間が限定されているそうなので、必ず期間内に受験して下さい。期間が過ぎた場合や受験途中での棄権は無効となるそうです。
協会特許の「音声試験システム」で24時間いつでも受講可能!
検定の実施は、固定電話・携帯電話のどちらからでも、毎日24時間いつでも受験可能です。
ちなみに5級の検定実施で電話をした場合、始めに各級共に、下記の受験級の選択と注意事項のメッセージが流れるようです。
お電話ありがとうございます。こちらは、日本声優能力検定協会です。当協会では、この電話自動受験システムにより、声優能力検定を実施しています。
この後、予めお届けしてある問題用紙、及び受験番号の記載してある受験票が必要になりますので、必ずお手元にご用意下さい。途中で棄権されますと、再受験はできませんのでお気をつけ下さい。では、1級を受験される方は01と♯を、2級を受験される方は02と♯を、3級を受験される方は03と♯を、4級を受験される方は04と♯を、5級を受験される方は05と♯を、試験の実際の流れのデモンストレーションと試験内容をお聞きになりたい方は07と♯を押して下さい。
続いて、検定事項が指示されるので、ガイダンスに従って受験します。
問題用紙を見て、電話機の前で話して演じて、自動音声応答装置で録音します。
試験録音時間は、1級と2級は約8分、3級で6分、4級と5級は5分です。
録音された音声データは、声優、ナレーター・専門の担当者により採点されます。
3級、2級の例題にチャレンジ!
「声検」公式HPには、3級・2級の例題が紹介されていますので実際に挑戦してみましょう。
検定受験申込み方法
声優能力検定の申込概要と流れ:申し込みはモバイル&PCサイトから可能です。
- 申し込み:
個人情報の取扱事項と検定概要の注意事項を確認して、<同意して◯級に申し込む>をクリックします。 - 必要事項:
入力1ページ10分以上入力がなければタイムアウトになります。 - 検定料:
クレジット支払いとなります。 - 各級の問題が郵送で届くので、よく読んで勉強して下さい。
申込みから2周間以内には必ず実施して下さい。 - 「声検」専用番号に電話します。
- 音声ガイダンスに沿って級を選択して、受験番号・パスワードでログインします。
- 問題内容についての説明を聞き、問題用紙を読んで回答します。
※ 受験の際には問題用紙を見ながら回答できますので原稿を覚える必要はないそうです。もし、回線の不都合や読み間違いがあった場合は2回まで実施することが出来るそうです。
※ 採点は、音声の分析プログラムシステムを利用して録音された音声データを、声優、ナレーター・専門の担当者が採点します。 - モバイル・PCサイトで合否発表されます。 合格者には合格証書及び認定カードが発送されます。
受験費用
- 1級:10,800円(税込)
- 2級:7,560円(税込)
- 3級:5,400円(税込)
- 4級:3,240円(税込)
- 5級:2,160円(税込)
連絡・問合せ先
日本声優能力検定協会
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-7-12セイワビル5F
TEL:03-3237-7888
「声優検定」は日本声優能力検定協会の商標登録です(登録番号第5361254号)
「声検」は日本声優能力検定協会の商標登録です(登録番号第5097055号)
「声優検」は日本声優能力検定協会の商標登録です(登録番号第5290795号)
おわりに
今回の「声優能力検定試験®」の情報はいかがでしたでしょうか。
この検定を受けたから、即、声優の仕事がこなせると言うわけではありませんが、声優のお仕事に近づくために、まず自分の実力や弱点を知って強化していけるのは良いですよね。
また、声優のお仕事に関わらず、自分の声を鍛えたい方にはお薦めです。接客でも営業でも、声は大事な要素ですよね。
興味のある方は是非、チャレンジしてみて下さい。